大学入試の話

どうも、恩は仇で返すことに定評のあるピピ口です。

 

受験シーズンということで、今回は俺の大学入試についての話。この話はいわゆる失敗談だ。

 

 

高校3年生になると、周りは大学受験に向けて勉強を始めていた。中には、休み時間にもシス単開いて頑張っているやつもいた。

そんな中俺は…週3でカラオケに行っていた。

 

元々、なりたいものなんてなかったし、将来のことなんて思い描いたこともなかった。強いて言うならお笑い芸人になりたかったが、現実的じゃないし、なろうとは思わなかった。大学も、適当に選べばいいと考えていて、受験勉強を全くしなかった。

 

ノー勉のまま、気づけば1月になっていた。行きたい大学なんて特になかったが、何度か進路相談があったりしてそこで受ける大学は決めていた。

国社の2教科受験ができる大経大・自分のレベルで受かるだろうピン大・滑り止めの阪南大の3つが候補だった。候補というか、全部受験するつもりだったんだけど…。

 

1月も下旬にさしかかったところ、やはり俺は勉強をしていなかった。ある日、だらだらしている俺を見かねた母親に声をかけられた。

 

「あんた、出願してんの?」

 

あ。してません。

焦った俺は、候補3大学の前期出願受付期限をみた。大経大と阪南大の出願期限はすでに終わっていた。

ピン大だけやたら受付期間が長かったことに助けられ、なんとか前期受験0校だけは逃れることができた。この母親の一声がなければ…と考えると恐ろしい。ありがとう、いつも助かってます。

 

ピン大の出願には成功した俺だが、出願してさえも勉強のスイッチが入らなかった。初めて赤本を開いたのも、受験日の3日前のことだった。

 

ピン大の受験方式は、国英の2教科受験か、それに日本史世界史などを足した3教科受験のどちらかが選べた。俺は英語が苦手だったこともあり、その分を日本史で補おうと3教科受験を選んだ。これが罠だとは知らずに…。

 

とりあえず全教科赤本を解いてみたが、国語90/英語50/日本史20みたいな結果が出た。いや、日本史で補うどころか超足引っ張ってる!

 

そこから受験日まで日本史しか勉強しなかった。これなら2教科受験を選んだ方がマシだった。というか、2教科受験でいくら英語が苦手でも、入試制度の高得点重視方式(受けた中で一番得点の高い科目の点数を2倍にして選考にかけられる)を使えば、ノー勉でも受かる計算だったのだ。

 

そんなこんなでバタバタしてるうちに、受験日は訪れた。2日分受けることにしたので、チャンスは2回。

初日のこと。なんと、集合時間と受験開始時間を間違えて遅刻をかましてしまった。ワタクシは期限やら時間を守れんカスです、はい。。。

試験は受けさせてもらえたのだが、遅刻で気持ちに余裕がなくなったのもあってか、試験も自信がなかった。受かっている気がしなくて焦りが増し、その日は帰って勉強しかしなかった。

2日目、反省を活かして集合時間に間に合うように行った(至極当然)。コンディションもバッチリで、問題だった日本史もいつしか得意になっていた。この日の試験は自信があった。

それでもとにかく早く安心したくて、帰ったらすぐに自己採点をしてみた。国語90/英語50/日本史80くらいだったかな。オーバーキルだろうと思い、落ちた時のことを考えずに勉強をやめた。

 

試験から1週間ほど経って、試験結果が出た。

1日目の結果が不合格と出ていて、そちらを先に見てしまって真っ青になった。が、きちんと2日目の分は合格していた。

 

なんとか大学に入学でき、ついに今年度で卒業の年を迎えた。大学受験の失敗で、前もって準備することの大切さを知り、この経験を就活に活かすことができた。つっても就活始めたのも6月だけどな!まあ、ここ呑気にしてたら無職だから頑張ったってのもあるけど…。

 

大学受験の失敗まとめ

・直前まで受験勉強しなかった

・気づいたら出願期限終わってた

・日本史出来ないのに受けた

・試験に遅刻した

 

みんなはこんな受験生になったらダメ!親を安心させられる生き方をしましょう。それに子どもの頃は気づかないうちに親に助けられまくっています。大人になったら絶対親孝行しような!(いや誰向けのメッセージやねん)

高校受験もやばかったんだけど、それはまた別のお話。