M-1 2021 決勝進出者

どうも、今年競馬で負けた額を考えたくはないが粗品の生涯負け額に比べたらちっぽけなものだと、自分の下にいる者を見つけてメンタルを保っているピピン樋口です。

 

この前休みの日に昼間からM-1の2018年決勝の録画を見てたんだけど、トム・ブラウン場を荒らしすぎててワロタね。あれからどんどんレベルアップしてるんだけど、今年は準々決勝敗退😩

 

さて、昨年は賛否両論どころでは済まない物議醸し大会となったM-1グランプリ。果たして今年は全員が納得する結末を迎えることができるのだろうか…。

 

ファイナリストを見渡すと、面白いメンバーが揃ったなという印象。ずっと応援してるオズワルドも、イチオシコンビのももも、憧れのロングコートダディも行ってくれて個人的にはかなり嬉しい。その嬉しさに乗せて、今年も決勝進出メンバーの感想とか見解とか書きます。(エントリー順)

 

 

1.もも

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俺のゲキ推しコンビが、結成4年目にしてM-1の決勝の舞台へ駆け上がってきた。見た目反社ヤンキー風のまもる。と、地味系のせめる。が交互に自身の見た目にそぐわない発言を繰り返して、それにツッこんでいく掛け合い漫才。「○○顔」は絶対流行る。どういうつもりで言うでもないけど、一般視聴者受けは一番かもしれない。

正直決勝行ってくれただけでめちゃくちゃ嬉しかったけど、優勝までしたら泣いちゃう。あと3回戦の出順でももの次が吉田たちだったんだけど、つかみで「ゆうへい顔がこうへいで~」って言ってたのめちゃくちゃ笑った。

 

2.真空ジェシカ

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空気階段やオズワルドと同期の最強コント漫才師が、満を持して決勝進出。昨年までは意外にも準決勝にすら進めていなかった。

サッとコントの形に入り、そこから設定にあわせたセンスのあるボケとワードを繰り出し、会場を何度も爆発させる。とにかく笑いのセンスが光る両者は平場にもアドリブにも強いので、ネタが終わった後にもご注目。

 

3.モグライダー

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決勝進出進出者発表時、名前を呼ばれて一際大きな歓声が上がったコンビ。ファンも、芸人仲間も、誰もが彼らの決勝進出を待ち望んでいたのだ。

ボケのともしげは一生懸命にボケの台詞を話すが、その様子はいつでも事故を起こしそうで危なっかしい。というか実際ミスが多いらしいが、そこも上手く扱うのがツッコミの芝大輔。決勝でも何が起こるか分からない。芝の実力が試される一戦となりそうだ。

 

4.オズワルド

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3年連続の決勝進出で、実力に折り紙がつきまくっているコンビ。

髭メガネ細稲垣の伊藤は決勝進出後のインタビューで「名前を呼ばれたときはホッとした」と答えていた。つまりはここまでは想定内とも言える。ABCお笑いグランプリを制して悲願の初タイトルを獲得し、ノリに乗っている今年は1stステージも通過点としてほしい。

 

5.ランジャタイ

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カルトな人気を誇る破茶滅茶コンビが、決勝に来てしまった。ボケの国崎が好き放題に暴れ回り、隣の伊藤はツッコミはするものの黄色ジャージマンを制御することはできない。ネタ中はともかく平場でもあまり止めないのが面白い。

なんか楽しみと不安の両方があるけど、いずれの感情も大きすぎて出番がとても怖い。上沼さんと絡んだら耳と目を塞いでしまうかもしれん。

俺はランジャタイに慣れるまで3年かかったが今はめっちゃ好き。

 

6.インディアンス

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いつでも優勝できるくらいのポテンシャルがあるコンビ。

手数も多いが大きな笑いも取れるという隙のなさ。一昨年はネタを飛ばしてしまい、昨年は敗者復活戦を制したがトップバッターと運がなかった。ある意味一度も本領が発揮されていないので、ここで完璧なネタを披露し三度目の正直と行きたいところ。

 

7.ゆにばーす

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M-1で優勝するために芸人になった川瀬名人。しかし、毎年のようにキングオブコントに参加し、4回準々決勝進出とそこそこの成績を残している。

ネタはどれも火力があるが、会場にハマらなければ粉雪となってしまう一面も併せ持つ。昨年優勝したマヂカルラブリーのように、最下位となってしまった2018年大会から頂点まで這い上がれるか。

 

8.錦鯉

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大会史上初、50代の決勝進出。とは言っても錦鯉は2年連続の決勝進出で、昨年も49歳で大会の最年長記録は更新していた。ラストイヤーは56歳だという。

その昨年は惜しくも4位で最終決戦には進めなかったものの、今年はまさのりさんのキャラが大ブレークし、すっかり人気者となった。そんな一年の締めにM-1優勝で順位は更新、最年長記録はストップ…いや、M-1優勝しても最年長記録を更新するために挑戦しそうだが。

 

9.ロングコートダディ

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今もっとも俺の中で熱いコンビ。言いすぎた。

このコンビの核は、なんとも形容し難い独特な雰囲気を持っている兎。ロングコートダディの漫才は、彼のキャラクターが存分に活かされている。しかし、このコンビのブレインは堂前。高いお笑いスキルを持っている芸人で、関西の某お座り番組などで活躍中。その実力は、あのピピン樋口が「お笑い芸人になるなら堂前みたいになりたい」と唸るほどだ。

念願の舞台で、是非"仕上がり漫才"を披露していただきたい。

 

10.敗者復活枠

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決勝経験者がゴロゴロ。なんか今年の準決勝敗退者、やけに知名度平均が高くないか??

どのコンビが上がるのかマジで想像がつかないし、誰が上がっても楽しみ。

 

気づけば決勝まで1週間を切っている。先日行われたTHE W 2021は優勝者を巡ってまたどえらいことになってますね。今年のM-13連単当てに行くなら、ポイントは「こいつらが優勝したら後味悪くなりそうやな…」ではないだろうか。何にしても優勝者がちゃんと讃えられないことは非常に悲しいので、そうならないことを願うばかりだね。